塗装とは
建物の屋根・壁・天井・床などあらゆるところに化粧(メイク)を施す仕事です。
傷んだ建物を塗装すると、建物がキレイになり、長持ちします。
なぜ塗装するの?
建物の美観を守るため
- 無機質な素材を彩ったり、褪色した素材を鮮やかな色に再生できます。
- 外観の色彩をコーディネートしてイメージを変えることができます 。
建物を保護するため
雨風などから建物を保護し、長持ちさせることができます 。
- 鉄は錆びないように
- 木は腐らないように
- コンクリートは劣化しないように
建物に特殊機能を付与するため
塗装することにより、屋根や壁などに機能を付与し、安全性・快適さを高めることができます。
- ホルムアルデヒドを吸着・分解し、室内を快適にする
- 防カビ性・抗菌性を付与する
- 屋根や外壁の遮熱性能を向上させる など
作業工程
塗装工事はペンキを塗るだけの仕事ではありません。様々な作業工程から成り立っています。
養生
窓ガラス、手すりなどにペンキが付いて汚れないように、ビニールで養生をしています。汚れてはいけない部分には、全てビニールで養生を施します。塗装工事の基本作業です。
下地調整(パテ)
継目処理工法(ジョイントパテ)
壁などのボードの継目や、ネジ・釘の穴をパテ処理によって、平滑にします。塗装工事の中でも、高い技術を要する作業工程で、パテの良し悪しで、塗装の仕上がりが大きく変わります。近年では、パテ技術の高い職人が減少しています。
下地調整(ケレン作業)
サンダー掛け
塗装する前には、必ず汚れや油分、劣化して浮いた塗装を撤去するケレン作業をしなければなりません。この作業工程を怠ると、早期に塗装の剥がれやひび割れ、錆びなどの不具合が出ます。塗装工事にはなくてはならない作業の一つです。
塗装(刷毛)
刷毛を使った塗装方法です。刷毛には様々な形状・大きさのものがあります。塗装する部位が狭かったり、細かったりと、条件に合わせて使い分けをします。
塗装(ローラー)
ローラーを使った塗装方法です。刷毛と同様に様々な形状・大きさのものがあります。大きい面積の塗装部位には、刷毛よりもローラーの方が作業効率が良くなります。する部位が狭かったり、細かったりと、条件に合わせて使い分けをします。
塗装(吹付)
スプレーを使った塗装方法です。外壁など、大面積の塗装に使用します。1人で1日数百㎡もの面積を塗装することも可能です。また、刷毛・ローラーよりも早く、キレイに仕上げることができます。
塗装吹付(2)はこちらからご覧いただけます。
塗装吹付(2)はこちらからご覧いただけます。
これらの作業をプロの塗装職人が行うことで、建物に化粧が施され、新しい機能が付与されていきます。